
果たしてサンゴには、どのような特徴と価値が存在しているのでしょうか。
もちろん価値の存在しているサンゴは、いつも非常に高い価格で取引されています。
サンゴは価値がある
サンゴが昔から価値あるものとされていた証しとして、桃太郎のエピソードがあります。
桃太郎は、鬼退治をして故郷に宝物を持ち帰ることになりますが、その中には、金や銀とともにサンゴも含まれていたのです。
金と同じ価値が、サンゴに存在していると言えば、みなさんどのような感想をお持ちでしょうか。
赤珊瑚
特に、価値あるサンゴとして昔から知られていたのは、赤珊瑚です。
その中でも、血赤珊瑚という種類のサンゴが一番価値が高いです。
土佐沖で取れる血赤珊瑚は世界でも最高級品のサンゴです。
中国においては、サンゴは、翡翠(ヒスイ)程度に価値が存在し、富裕層が求めているようですね。
それでは、次には、どのようなサンゴに価値が生まれるのかポイントを追ってみましょう。
作家物かどうか
サンゴには、原木を彫った彫刻・置物製品があります。有名作家によって彫られたものに対しては、非常に高い価格で取引されています。
有名作家の作品で、かつ血赤珊瑚なら相当高価格を期待することが出来るでしょう。
いま現在、多種多様なサンゴをもとにいろいろな美術作品も作成されています。
貴金属と珊瑚がセット
例えば、 貴金属や宝石とセットになっている赤色系であれば、より高い価値を期待することが出来ます。
まさに、それは、金やプラチナに合わせるに値するサンゴということになります。
そもそもサンゴとは何か
そもそもサンゴとはなんなのでしょうか。サンゴは大昔から世界各国で重宝、珍重されています。ダイヤモンド、サファイヤと言ったものとは違う魅力を放っています。
サンゴって、植物のような形をしていて、当然植物と思っている人が多いのでしょうけど、実際には、動物寄りだったりします。
膣腸動物の仲間とも言われることがあり、食べる所と排泄する所が同じ身体の構造を持っています。
かつ、動物構造を持ち、植物の働きもしてくれて、非常に不思議ですよね。
サンゴの存在は、イソギンチャクの存在にも近いのかもしれません。しかし一応動物ではありますが、サンゴは褐虫藻とよばれる植物のジャンルにも入り、褐虫藻はもちろん光合成も行っているので、植物と言ってしまっても間違いではありません。サンゴは、少なくとも言えるのはダイヤモンドなどの石類ではなく、もっとあたたかみのある存在なのではないでしょうか。
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