
トルマリンという宝石にはどのような特徴と価値が存在しているのか解説しましょう。
トルマリンには、色とりどりの魅力が存在しています。黒やピンク、緑、赤、藍色と言った個性をあなたのもとに引き寄せることが出来るでしょう。
電気石
トルマリンは、電気石と呼ばれることもあります。電気石という言い方ではちょっとロマンチックではありませんが、なんでそのような呼ばれ方をされているのでしょうか。
トルマリンは、鉱物的には、鉄・アルミニウム・リチウム・ナトリウム・カリウムといった成分元素が複雑に入り混じっています。
更に、鉱物としてトルマリンは、最多のカラーバリエーションが特徴です。
結晶にホコリや灰が引きつけられているのを発見
トルマリンという名前は、「宝石の砂粒」という意味合いがあって、スリランカのシンハリ語の「トゥルマリ」から来ていると言います。
1703年に、アムステルダムのある宝石商に結晶が届けられることになります。それは、黄緑色の透明な柱状の結晶です。
宝石商はその黄緑色の透明な柱状の結晶を日向にずっと置きっぱなしにしていたということです。
そのとき、宝石商は、その結晶にホコリや灰が引きつけられていることに気付いたのです。
その後、宝石商たちは、トルマリンを、刻みタバコの灰を集めるために利用するようになったということです。
1880年に、ピエールキュリー博士によって、トルマリンは熱、圧力を加えることで電気が発生するということを証明されました。トルマリンには結晶の両端にプラス極とマイナス極が存在し、電極は永久に電気を発生し続けることが出来ます。(永久電極)
ですから、トルマリンは別名電気石とも言われるようになったのです。
トルマリンの特徴と価値
トルマリンには、花言葉のように調和・内面の充実・パワーの充電・芸術的センス・健康と幸せ・成功と言った石言葉があります。
トルマリンを多くの人たちが魅力的に感じるのは、トルマリンに、マイナスイオンの効果を期待することが出来るからではないでしょうか。
現代社会の人たちは、兎に角、滝の周囲や森などに行って、マイナスイオンに満たされたいと思っていることでしょう。しかし、そのような場所へ行かないでもトルマリンがあれば、トルマリンがマイナスイオンを半永久的に発生し続けてくれているのです。
トルマリンが側にあれば、肉体的・精神的にリラックスし続けることが出来ます。トルマリンのある日常生活を送っているうちに、免疫をアップさせて体質を改善する効果が期待することが出来るでしょう。
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